日本グループの活躍(2014.1.31 updated)
[1] アトラス実験装置の建設
- アトラス建設覚書(1998年締結)からの日本グループ分担部分の抜粋(pdfの黄色部分)
- 超伝導ソレノイド電磁石:設計から製造・検査まで100%日本が分担した (pdf , ポスター)。
- シリコン飛跡検出器:バレル部分のモジュールを分担担当した(pdf , ポスター)。
- 端部ミュオントリガーシステム:TGCチェンバーと読出しエレクトロニクスを分担担当した(pdf , ポスター)。
- ドリフト型ミューオンチューブの時間差測定チップ:設計と製造を担当した(pdf)。
- シミュレーション用基本ソフトウエアツール Geant4(ジアント4)の開発を分担担当した(pdf)。
- データ解析用計算機システム:東京大学にTier-2の計算機センターを設置した(pdf)。
- アップグレード活動:[Phase-1] 2018年に早い飛跡トリガー(FTK)・端部ミュオントリガー回路(NSW)を設置する。[Phase-2] 2022年に新しいシリコン飛跡検出器を建設・設置する。
[2] アトラス実験の運転とデータ解析
- 実験装置の運転:ミュオンとシリコン飛跡検出器の運転・維持を行なっている。
- トリガーシステムの運転:イベントをオンライン選別するトリガーシステムのミューオン部分を分担担当している。
- データ解析:得られたデータを解析してヒッグス粒子探索・トップクォークなどの標準モデルの検証・超対称性粒子探索などの物理研究を分担担当している。