アトラス日本Si-soft:2005 Summer CERN 作業会

2005.9.9c (T.Kondo): Atlas日本si-soft | 2005年6月KEK作業会

2005.9.09(金)

  • 近藤:高力に聞いたらコネクターの昔の測定値(0.578g)はピンを切る前の重さなので実際と違うとのこと。直してversion-Dをつくり (G4BarrelModuleSimpleD.xls)とversion-B,Cとversion-Dの違い表(ModuleVersionBtoCtoD.pdf)をgeometry.htmlに載せた。
  • 美馬・近藤:ATLASではsiliconの密度として2.33g/cc(see ATLASDD data base)を使っているので、それにあわせるためsensor間のgap 0.13mmをSiで埋めた→version-E。
  • 美馬:version-Eでの計算ができ、結果をp0909.htmに載せた。radiation lengthの絵はクリックすると大きくなる。

    2005.9.08(木)

  • 美馬:SCT_GeoModel-00-07-00のPowerTapeの位置が間違ってた。修正した →ここ。近藤の図面とHepVisでの位置情報を比較したところ プログラム修正後は有効数字4桁以上で一致してた。Radiation Lengthを修正したGeoModelを使って測定しなおした。
  • 近藤:できるだけ計算量でなく実際に測った重量に近くなるようにsimple moduleのmaterialをupdateした。これをversion-Cと呼び、そのエクセルファイル(G4BarrelModuleSimpleC.xls)とversion-Bとversion-Cの違い表(ModuleVersionBtoC.pdf)をgeometry.htmlに載せた。

    2005.9.06(火)

  • 美馬:DC3の重量とRadiationLengthを測定した→20050905.html
  • 高嶋:現在のDC3向けDevelop versionでフルシミュレーションの方法をまとめた→ ここ。20GeVmuonで100イベントだけやり、運動量分解能は大体よさそう。いまは千イベントをバッチジョブでやってる。
  • 内藤:学会のトラペをアップデートした→ここ

    2005.9.05(月)

  • 高嶋:DC3ジオメトリーをフルシミュレーションチェーンにかけようとするとDigitizationで止まってしまう。原因はオラクルにアクセスするとき意 味不明のエラーに遭遇するため。DigitizationしているときにSimulationを走るとちゃんとオラクルからデータをとってくるから、サーバーが悪いのでなく、どうもjobOption fileに問題があるよう。→高嶋ページ参照
  • 近藤:8/30に計算した物質量・密度の計算ベースをhttp://atlas.kek.jp/old/si-soft/geometry.htmlの中のBracketDoglegPowerTape.xlsに置いた(まだ整理してないのでわかりにくいかも)。
  • 美馬:DC3とDC2プログラムにおける各部分の物質量とその差を表にまとめた→DC3-DC2mass.xls
  • 内藤:DC3とDC2プログラムにおけるセンサーの位置の違いをチェックし同一であることを確認した英語のwebページを作った→p0905.html
  • 内藤:物理学会発表の草稿1を作った。

    2005.9.02(金)

    2005.9.01(木)

  • 本日の作業目標:
  • 内藤:SCTのセンサー位置を確認する作業をLXPLUSで行ない、DC2ジオメトリーとDC3ジオメトリー(SCT_GeoModel-00-07-00)でセンサーの位置が動いていないことをReadSiDetectorElements_jobOptions.pyやdiffを使って確認した(→内藤p0901.html)。
  • 美馬:また各パーツの重量のDC2-DC3比較をするために、HepVisViewerで図を作りクリックして重量を出力した。

    2005.8.31(水)

  • 10:00-12:00 Grant・内藤・高嶋会合@B40
    1. 内藤がsimpleだけにしてG3やDC2部分を除いたversionを持ってきてGrantに説明した。このversionでは新しいプログラムにはすべて頭に"simple”が付いている(例:SCT_SimpleBaseBoardなど)。ただしG3, DC2などの破片が残っているかも知らないよ、とGrantに伝えた。取り除いたcodeのリストはWebに載せたよ、と伝えたが無視された。
    2. Grantの最新のcodeに内藤のcode(04-07-05)を上書きしていくことになり、LXPLUS上の内藤のファイルを内藤がGrantのdirectoryにコピーした。
    3. Grantが06-00にsimpleがついたクラスをコピーしマージした。
    4. SCT_DetectorFactoryでsimpleが動くように変え、CLHEPの部分をちょっと直してから、コンパイルしたら成功した。HepVisViewerで図をつくりクリックしてsimpleで動いていることを確認した。
    5. 内藤がsimpleという名前をやめようと言ったら、emacsを使ってほとんどのクラス名からsimpleを除いた。ただしsimpleに付随するパラメータ(SCT_SimpleBarrelParameter, SCT_SimpleModuleParameter)やmaterial名にはsimpleという名が付随している。
    6. いくつかのエラーを素早く直してコンパイルに成功し、HepVisViewerでpigtailなどの存在を見て新しいプログラム部分が動いていることを確認した。
    7. 最後にdevelop versionとしてGrantがCVSに00-07-00として登録した。→ see this ChangeLog
  • 14:00 SCT cabling at Pit-1 (近藤・高嶋):2pmに
  • 14:00 B180でのTGC fiber cabling設置の手伝い(美馬・山下・内藤)
  • 内藤:作られtばかりのCVS version 00-07-00を使って図を描き実際に(simple moduleについている)pig tailが見えるかどうか確認した(→内藤p0831.html)。

    2005.8.30(火)

  • 近藤:Dogleg, PowerTape, Bracketの物質と密度を計算した(material20050830.txt
  • 10:00: Grant Gorfineに会議室に来てもらっていろいろな相談をした。
  • 明日8月31日にGrantに持ってゆくプログラムSCT_GeoModel-00-04-07-05を急遽つくる。それには近藤からのdoglegなどの物質パラメーターをいれ(美馬)、古いプログラム部分は捨てることにする(内藤)。
  • 1400:安全講習を受けた@B95の2階(近藤・美馬・山下・高嶋)

    2005.8.29(月)

  • 作業提案(Si-soft 2005 夏の作業会の提案(たたき台)です、近藤)
    1. DC3に向けての作業案:
      • Dogleg, cooling pipe, cooling block, power tapeなどの組成と密度を計算するーー>近藤
      • DC3のような外部に出すソフトはdetail, simple, originalなどのフラグがない方がベターなので、もうoriginalもすべて捨てて、simpleのみをプログラムに残し、フラグはなくする。    −−−>SCT_GeoModel-00-04-07-05を作る。−−−−>美馬
      • さらにパラメーターの設定場所があちこちに散らばっているものを一つにする。ーー>内藤
      • さらに「simple」をなくす。ーー>内藤
      • プログラムの変更日や変更した人をコメントとして書いておく。ーー>内藤
      • SCT_GeoModel-00-04-07-05をランしてSCT_GeoModel-00-04-07-00と同じ操作で動くことを確認する。ーー>内藤
      • いろいろな図や分布を-05と-00でとって比較する。ーー>美馬
      • 英語のweb pageを作る。ーー>近藤
      • 内藤の物理学会発表の準備ーー>内藤
    2. 高嶋・山下の仕事案
  • 11:00 TV会合
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    8月29日のシリコンソフトウエア会合のメモ
    参加者 岡山大学:田中(礼)@Frlmilab、内藤@CERN、美馬@CERN,  KEK: 近藤@CERN
     京都教育:高嶋@CERN、山下(良)@CERN , ICEPP: 上田@CERN
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    ○報告
     近藤:今回の作業会のHPのポインターを作成した。DC3に向けての作業の案を作成してある。ローカルに
    作成したプログラムのフラグ(スイッチ)のDetail,simpleをなくしたも のをリリースする必要がある。
     内藤:学会発表の内容を検討する必要がある。修士論文に向けたW->e nuのフルシミュレーションを
    1万イベント生成した。効率化を行って4日で生成できた。
     高嶋:高嶋、山下組はトラッキング関係の理解の課題に取り組む。山下は当面エド・モ イスのチュートリ
    アルをやり、高嶋はグラントの報告しているMCTruthと再構成運動量の ずれのチエック、アラインメント
    座標系の定義のside0がアキシャルセンサーに一致して いるかどうかを調べる。
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    ○討論
     近藤:グラントと話合いを持ちたいが要求内容を詰めておく必要がある。フラグに付いて調べて提案する必要がある。
     皆でLXRをみながら検討:
    DetectorDescription/GeoModel/AtlasGeoModel/share/InDetGeoModel.pyをみるとフラッグをpythonで指定して
    ないようだ。中村くんのオラクルのポインターで調べるとオラクルのデータベースのSCTデータのレコード(?)の
    バージョンでフラッグが決まっていくように見える。(プログラムもそうなっているようだった。)
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    ○今後の課題
    グラントと話合いを持つ。水、木、金ぐらいで話合いを持てるように作業をする。
    以上(文責:高嶋)
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  • Bldg. 119 に行って安全靴(サイズ41,42,43)とヘルメットを3セット分購入。