件名 : [atlas-j-tgc:01722] 1/12 sector test meeting (5.6.2003) minutes 送信日時 : 2003年 6月 9日 月曜日 9:12 PM 差出人 : Tatsuo Kawamoto 宛先 : 皆様、 6/5日の 1/12 sector test meeting のminutesを送ります。 川本 1/12 sector test meeting 05. June 2003 CERN :石野、川本 東京 :小林 M1 cable tray 関係の石野レポート -------------------------------- http://wwwlhc.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/ATLAS/tgc/index.html 2つのcable trayから構成される。一つは(tray 2)PS packの下に設置。 どのASDからどのような順番でcable trayに入り、どのような順番で抜けて PS packに至るかの一つの解を示した。 Tray 1では基本的には先に入ったケーブルが後から入るケーブルの下敷になり、 出るのは後になる。Tray 2の場合は空間が限られているので薄く平面的にケーブル を配置し、trayへの入り方、出方を調べた。どちらも、ケーブルが絡まず混雑せず にtrayの中に配置する解があるようだ。 この配置案をG.Mikenberg(GM)とAlexに説明した。これに基づくtrayの engineering designをAlexが行なう。 Cable trayに関しては、少々古いが、original Alex案というのもあり、 石野案と、Alex案とを突き合わせ近いうちに議論する必要がある。 1/12 sectorテスト(M1のsector)では、ケーブル配置スキームのちゃんとした設計 に基づいてケーブルおよびトレイなど物を製作し、テストを行なうべきなので、 それに間に合うようにfollow upが必要。 まず、Alexの石野案デザインを素早く やってもらうよう努力する。 ミーティングでは直接議論しなかったが、現在持っている(あるいは今後もし 修正されるならその結果に基づいた)ケーブルの長さの表にしたがって、ケーブル を製作する手配も必要。 M3に関しては、先日のKEKにおけるケーブル張りテストを参考に、ケーブルレイアウト 案を検討してもらうよう竹下氏にお願いし、承諾を得た。 これはM1のような具体的な プロトタイプテストの予定があるわけではないが、M3構造の詳細の設計や、ケーブル 製作のスケジュールのタイミングと矛盾しないように、検討を進める必要がある。 ケーブル製作スケジュールに関する議論 ------------------------------------ 「問い」 ケーブル製作は入札が伴い、その開札は今年の9月ころというスケジュールで 進んでいるらしい。 それまでにケーブルの仕様を決める必要があるが、 何時、どうやって決めるか。 本来なら、 - 詳細設計(ケーブルのレイアウトとケーブル自身) - プロトタイプテスト(少なくとも一部は)、M1は1/12 テストが行なわれる。 - 設計のiterationとfinalisation という手順を踏みたい。しかし、もっとも近い1/12テストでも、9月よりは後になる。 これまでのモックアップを用いた検討や、近いうちにまとまるであろう詳細設計に 基づいて、購入するケーブルの総量は、快適な余裕を含んで、安心して決める ことができると期待される。 切ってケーブル製作を始める時期は、1/12 sector テストを行なって、レイアウト 案をfinaliseし、プロトタイプテストを行なえないものに関しては、1/12テストで 設計の基本がOKかどうかを確認してから、にすることはできないか? これらケーブル製作のプロセスについて岩崎氏と議論する。 また、なんらかの危ない橋を渡るなら、渡らなくても同様だが、TGC グループ全体 (特に G.M, Alex)の合意の基に行なうよう、連絡を保証する必要がある。 その他もろもろ -------------- - 次の(日本の)TGC discussionが7月4日ないし5日に行なわれる予定。 CERNともvideo会議でつなぐ(CERNでは夜中も含まれるな) - TGC installationの全体プロセスをまとめてみるという宿題 (川本) 今回のミーティングには間に合ってない。次回には必ず。 - Installationに使うと想定されている門型クレーンが実際に使えるかどうか(石野) 未確認。調べる。 - 前回のミーティングで提案されたinstallation関係のmail archive (小林) 進んでいる。プロトタイプ製作。まだ技術的問題はある。真下、松本氏が 手伝ってくれている。近いうちに良い物ができるだろう。 その他、石野ニュース -------------------- - 19" rack (wheelの縁に付けられる)の中身を定義し、サイズなど形を決める 作業が進んでいる。最近メイルでも少々流れた。 まだfinaliseできてないが、 o 必要なものをみんな入れると高さが160cmになってしまう。 これは昔のアイデアに比べて約40cm高い。 - これでもいけるか? - 何かを外に出して低くする? (冷却、ケーブル配置などが関係する) o LV, HVのサイズをそろそろ固定したい。本日、石野がCAENの人と会うので 議論したい。 次回ミーティング ---------------- 9. June 2003, 10:00 CERN (17:00 東京) Agenda : Installation procedureの議論 CAEN報告 Cableについて 記録 川本 ---------