ATLAS Overview Week at Glasgow, 2007.7.9-13
発表資料はhttp://indico.cern.ch/conferenceDisplay.py?confId=12732を参照。
メモの分担
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7/09 09:00 Opening Session -> 岩崎
7/09 14:00 Magnet, Detector Systems, Electronics -> 海野
7/09 17:05 Forward detector -> 小林
7/10 09:00 Installation and Commissioning -> 川本
7/10 16:45 Documentation and Collaborative Tools -> 原
7/11 09:00 TDAQ (including Algorithms) -> 徳宿
7/11 14:20 Software Development ->
7/11 16:05 Computing Operations -> 川本
7/12 09:00 Data Preparation (B-field, CDC, DQ) -> 原
7/12 14:00 Combined Test Beam and Combined Performance -> 原
7/12 16:30 Upgrade -> 目黒
7/13 09:00 Physics -> 小林
7/13 12;00 Collaboration Board -> 岩崎
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Opening Session 報告
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7/9(月) 09:00-12:30 Opening Session
http://indico.cern.ch/conferenceDisplay.py?confId=12732#3
1. ATLAS Welcome and Introduction (P. jenni)
6月の CERN Council で示された LHC の予定が報告された。
- 2008年4月に加速器を閉じる
- Beam commissioning を2008年5月に開始sする
- 14 TeV での最初の衝突は2008年7月
- 2008年末までにバンチ数を156にし、10^32 cm-2.s-1 を達成する
- 2008年末まで、物理ランに3週間、加速器スタディと維持に1週間のサイクル
- 2008年10月21日にLHC 除幕式を行う。
2007年までは年3回の Overview week と3回の Trigger Physics week が
あったが、2008年以降はその差がなくなってくる。2008年は
11 ? 15 February (will contain a CB meeting)
7 ? 11 April (could be similar to the present TP Weeks, no CB)
30/6 ? 4/7 June/July (will contain a CB meeting)
6 ? 10 October (will contain a CB meeting)
1 ? 5 December (no CB meeting)
の5回の予定。
2. Detector Overview and Schedule (M. Nessi)
主にインストレーションの経過報告。最近の大きなイベントは両サイイドの
Endcap ID、Pixel、Endcap Troid magnets の組み込み。またほとんどの
services/cables/pipes/safety systems の組み込みが完了。今後の予定
- 2007年11月に、全トロイド磁石の運転
- その直後に Small wheel/JD を挿入
- トロイド試験期間にビームパイプ系の組込みと確認試験
- トロイド試験前か期間中に Muon EO チェンバーを組み上げる
アクセスなどその他詳しい情報は
http://indico.cern.ch/materialDisplay.py?contribId=8&sessionId=3&materialId=slides&confId=12732
を参照のこと
3. Invited talk: Gravitational Waves (K. Strain)
重力波検出実験の現状を解説。詳しくは
http://indico.cern.ch/materialDisplay.py?contribId=9&sessionId=3&materialId=slides&confId=12732
を参照のこと
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海野分のまとめです。
ATLAS マグネットシステム (H. tenKate): 主冷却器のタービン
設定を最適化(済)し液体窒素でのプリクーリングが必要なくなった。
コールドボックス内のヒータ修理(済)。バレルトロイドとソレノイド
は70Kで保冷中。エンドキャップトロイドAの地上テスト、
2月13日から開始、4月13日に終了。85Kまで冷却しリーク
テスト他の試験を終了、そのごSX1に搬送、6月13日に地下
レール上に設置。エンドキャップとロイドCも5月16日から冷
却試験開始6月14日に終了、6月28日にSX1に搬送、地下
ピットへの設置を待っている。10月末から11月中旬にECT-A、
ECT-Cの励磁試験、11月末にB+ECTA+ECTAの総合励磁試験
(1.5GJ)。
内部飛跡測定器 (L. Rossi): SCT+TRTのIDバレル部は試験
完了で(建設段階は)サインオフした。モジュール1台(2112台
中)のHVライン切れは修理不可能。DAQ部分のコミッショ
ニングも開始。IDエンドキャップA及びC、また
PIXELハードウェアはインストール完了、ケーブル配線等を完了しサイ
ンオフするのは11月ごろ。2月時点での問題であった「オプトボード
不良」は修理の目処が立ったが、「(SCTクーリングラインの)蒸
発用ヒータ問題」は引き続き残っている。問題はヒータ芯線と外部鞘の
端部でショートが発生することであるが、ショートを押さえる基本的解
決策が無いので、ヒータはアクセス可能なクライオスタット壁
(セクター1と9)に移動する案(Far-heater)にする。
カロリーメータ(H.Oberlack): 昨年9月より容器内での
HVショートを高電流パルスで焼き切る作業を続けている。プリサンプ
ラーでは成功したが、本体部分では不成功。(ショートしている部分
に)個別に高電流を供給する「病院」を3月より運転開始、3
チャンネルは数日間で焼き切れた。殆どのエレクトロニクスボードは設
置されたが、LV電源の(DC-DC変換部分に)問題あり修理
中、約35個所に問題があり交換を7月中に完了する。予備品電源
ボードが少ないこと、修理したLV電源の寿命が不明なことから、
新しいLV電源をつくるバックアップ作業を始めた。フロントエン
ドのASICをDMILLからDSMCMOSに変更したがフロント
エンドボード(FEB)の2個のASIC(のロジックレベ
ル)で漏れ電流が大きすぎることが判明。抵抗を追加することで解決出
来る。すべてのボードを取り出さないといけない。合わせて少ないが
(約0.1%のチャンネル)の「シェーパーレベルが不安定な問題」
を修理する(ヒューズの交換)。
タイルカロリメータ(S. Solans-Sanchez): 昨年度の試験により
フロントエンドエレクトロニクスの交換が必要になった。256台
のスーパードローワーがあるが、48台は修理済み、24台は
修理中、29台は取り出して地上で修理中。LV電源は
80%が設置済み。(M3?の)合同運転も成功裏に完了。モニターリ
ング/DAQ、DCS、セシウムによるキャリブレーションもう
まく行っている。レーザーの設置も順調に進展中。
ミューオン(G. Mikenberg): バレル部では段階的にコミッショニ
ングしている。チェンバーコネクション、ガスリーク、断線等を確認す
るレベル1は完了。DCS、FE、RPCの閾値等を確認す
るレベル2はMDTではほぼ完了、RPCは60%程度完
了。最後の宇宙線テストであるレベル3ではMDTでは2セクター、
RPCは5セクターで実施、MDTは月2セクタの割で進行中、
RPCはもっと早くやらないといけないが、サービス類はほぼ設置完了し
ているので可能であろう。エンドキャップ部では、M3総合運転に
1TGCセクターと3MDTセクターが参加。CAEN電源の納入状況
は予想と変わらず、2008年3月には大半が納入完了。07年
末には80%程度トリガー可能になる。(エンドキャップの)設置
は順調に進展しており、2台のBWと2台のSW、また
EOを残すのみ。EOの設置は時間的に非常に厳しい。
エレクトロニクス(P.Farthouat): LArのLV電源の問題は
DC-DC変換部に修理が必要なことで、58集中電源ボックス中に
27台のDC-DC部分が有り、各集中電源ボックスで約600個の
部品の交換が必要。BNL近くの会社で修理中、間もなく完了する。
CAEN電源は、CAENがATLAS、CMS、ALICE、
LHCbから大量の電源を受注したためで、生産が追いつかない問題。新し
い製造及び試験ラインが追加されたので状況は好転するであろう。現在
の目標は、08年2月に納品完了するため月産120台
(DC-DC変換)の生産。
Forward Detector
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P.GrafstromによるLuminosity and Forward Detector Working Group(前日に
Glasgow大学にて開催)の報告。内容はluminosityの決め方とforward detectorの
現状およびupgrade計画について。現在建設が進められているのは、LUCID、ZDC、
ALFAの3検出器。Forward detectorのupgradeとして考えられているのが、Roman
pot detectors at 220m と FP420計画の2つ。
M.BruschiによるLUCIDの報告。LUCIDはcherenkov tubeを用いたrelative
luminosity monitoring用検出器。Installationに必要なすべての検出器hardware
componentは8月末にready。
(忘れたかったのだけど、、、どうも皆さん書いてらっしゃるみたいな
ので、しかたがありません。少々書きます。)
Installation and commissioning
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大きく分けて
Installation = Cable張りプロジェクトの総括から、図面の統合整理プロジェクト、
online関係のデータベースの状況やsafetyについての議論。
Commissioning = 主にM3 commissioningについての各sub systemからの報告。
最近行われたtiming workshopの報告も。
Olga Beltramello の "Access scenario during operation"の内容は、当然とはいえ、ちょっと
憂鬱になります。
Miikka Kotamaki の "どこにアクセスできて、どうやって?”と いうtalkも目を通して
おくべきかも(特にdetectorの面倒みる場合)。
Tatianaのtalk。これまで、いろんなソフトで作られていた図面やら3d モデルをひとつの
engineering databaseというものにまとめる作業をやるそうです。今後もmaintenance
やらupgradeのために重要。CATIAというソフトを中心にする(boeing 777の
モックアップなしデザインで有名(?))。
M3 commissioningというのは、段階的にシステムをintegrateする過程で、時々気合いを入れて
やる集中作業weekの一つ。,,,,M3, M4, M5, .....。
6月の中頃に行われ、
- almost full slice of detector (- pixel, CSC)
- all level-1 trigger (- L1 calo)
- full slice of DAQ
で宇宙線のデータを取った。因に、Endcapのmuon (TGC+MDT)も初めて参加して成果を
あげました。この経験から学んで、準備して、次のM4 weekは8月の終わりに行われる。
Offline computingのexcersiseもやる。DateはT1, T2に行く。T0 processing, Data distribution,
reprocessingなど。
Documentation and Collaborative Tools (原) -------------------------
http://indico.cern.ch/conferenceDisplay.py?confId=12732#14
・DoumentとしてTwikiが普通に使われているが、ATLASのTWikiルールに
則ること。現在約4000のTwikiがあり、一部はすでに古くなっている。
Domainリーダーは、Twikiページが最新のものかを確認してcertifyする。
これは1週間に一度のペースで最新の状態にする。HyperNewsもATLAS
ルールに従って欲しい。CBで合意されたように、承認されていない情報を
発信しないように。
・Conference room (40-4-C01がprototype;Tandberg system)の整備を
来年までに終了。VRVSはEVOに変わりつつある。Michigan Lecture Archive
のご利用を。Indicoから会議室の予約ができるが、video systemの起動を
含めた機能付加を開発中。
7/11 09:00 TDAQ (including Algorithms) -> 徳宿
Trigger Algorithms Performanse and Menues のセッションは、
この前のT&P等のまとめといった感じで、特に新しいことはありません。
HLTのPerformance Studyのいくつかの例(残念ながらEndcap Muon
の絵はなかった)と、Day1でのトリガーメニュ−案が示されました。
D. Froideveauが、ミューオンはxxHzなどと各トリガーのレートQuotaを
きめた方がいいのではないかという質問がありましたが、N.Ellisは、
まだ時期がはやく、今は各トリガーをきちんとEvaluateして性能を上げる
ことを考えた方がいいと答えていました。確かにまだ、LVL1-HLTを含めて
完全になっているトリガーはないので、いまQuotaを決めてしまうと、
そこまで達成して終わりにしてしまい、うまくいかないトリガーモードが
でてきたときに、調整し直しが大変になると思います。
LVL1の二つのトーク(CAL, Muon)は現状をきちんとまとめてあります。
Muonに関してはS. Taremが佐々木さんとRPCのS. Venezianoからたくさん
トラぺをもらったと断って話していました。
DAQのトークはコーヒーブレークの後なので、人がだいぶ減りました。
L.Mappelliは、実験開始後のCPUの買い足しの計画について話しました。
Day1でのResourceはとりあえず揃っているという感じを受けました。
K.Kordasのトークは、実際にDAQのPerformanceがどうなっているか、
Scalabilityは大丈夫か、等の測定を含めた話でした。EVBに関しては
Scalarbilityはほぼ大丈夫のようです。データサイズを小さくしてレート
を上げていくと、一番上流であるROSがさばききれなくなってリミットします。
EVBだけならもんだいないですが、ROSはLVL2のデータもさばかないと
いけないので、これがどう影響するかはなかなか微妙なところです。LVL2の
データの動きをどう見積もるかは大変難しく、モデルを使ってシミュレーション
およびMCデータをロードしてテストをしていますが、本物のデータが
でるまではなかなかわからないのではないかと思います。L.Mapelliも
とにかく最初のLow Lumiで様子を見るしかないと後で言っていました。
Computing operations
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良くおぼえていない理由により(外で誰かと議論してたか)、なぜかこのsessionの話は
ほとんど聞いていません。話は4つ。
- T1 visit報告
- Database
- Monte Carlo productionの状況
- Distributed Data Management(データをあちこち動かす機構の働き具合)
川本
Data Preparation (B-field, CDC, DAQ) (原) -----------------------
http://indico.cern.ch/conferenceDisplay.py?confId=12732#24
・alignment/calibration方針の紹介。IDのalignment,LArのcalibrationをEFレベル
でのstreamで行うことを検討。MUONはTier2でalignmentしCERN condDBに
戻すことを実行ずみで、MUON-IDのalignmentも同様の方針。最初の100/pb
でZ等を使ってかなりのことができるはず。ただしb-tagは未検討。
・DataQualityMonitoring:M3ではTier0での結果をP1に戻しDQMFによるヒスト
のチェックを一部行った。全サブシステムで共通の方式のDQMを行いM4/FDR
では結果をDBに書き込む。
M3では初めてID+CALO+MUONのデータが取れ、L2MUON+LArが動いたが
EFを入れる時間が無かった。ATLANTISリフレッシュが5秒内と速い。Tier0で
ESD、CBNT、monitorHistsを作成した(M3はまだで、M2/MCデータで確認)。
・ジェットのEスケール:(LOCAL法)クラスター化し、HAD部はMCによる補正
(非補償分、クラスター外分、Dead Materail分)をする。(GLOBAL法)MCジェット
でWEIGHTを決める。CombinedTestBeamで〜10GeV以上のπで有効性を確認。
GLOBAL法が現在の標準。In-situでの様々な方法も検討されている。
・磁場:ソレノイド(マッピング)の測定結果を、構造体の影響を入れて磁場計算
した。サジッタの精度は6.3E-4(目標5E-4)。トロイドの計算結果は測(1789
のホール素子を準備中)と照合する。目標精度は1mT以下。
Combined Test Beam and Combined Performance (原) ---------------
http://indico.cern.ch/conferenceDisplay.py?confId=12732#26
・b-tagging: 物質量の再評価によりRomaサンプル時より従来のアルゴリズムでは
5%程度効率が劣化した。新しいJetFitterは有望で、減少分回復の期待あり。
・Muon trackingでstaco(muon→ID)、MuTag(ID→muon)ともに効率は似たもの。
PileupやcavernでのBGは衝突からのmuonより3-8倍多く、実際の評価が欲しい。
・CTBによるTRT応答、G4パラメータ化を入れたFatrasトラッキングMCの報告。
G4の1/30の速さ。CTBでのLArの応答をMC化し最終結果として10.1/sq(E)+0.41%。
lowE(<5GeV)のデータ理解は進行中。
・G4シャワーのパラメータ化。AtlfastIIでFullSimulationと比較。電子(γと同じに
している)のずれは顕著であるが、Z→ττ,jet,MisET,H→ττ,ttH(→bb)
の分布は概して一致している。今後CaloCalibrationをH1style以外も対応できる
ようにしFatrasの結果も含める。
Upgrade (目黒/原) ----------------------------------------
sLHCの全体の紹介とID Upgradeのトークがあった。
・ バンチ間隔は50nsが本命(25nsはバックアップ,12.5nsは棄却)でバンチを
長くしLumiを上げる。 ATLAS内にdipoleを入れる必要がない(β=25m)のが
基本設計。AllBeのビームパイプ(21mmR)にし、2012年のB-layer入替えは
最初のUpgradeと位置づけ。
MUONに関して6つのR&D proposalがある。cavernでのBGの程度により、
交換必要な範囲が大きく左右される(EC第1層内側のみ〜B第2層目まで)。
LArはBはエレキのみ、ECは空間電荷が問題となるのでProtovinoで
highRateRunをする。
・SLHCでのIDのレイアウトとして4層PIXEL、3層Si(2.4cm)、2層Si(9.6cm)が
基本。ch数は現在の80M/6M/0.4Mが300M/20M/10Mに。3Dやダイヤモンド
ピクセルはE16まで照射試験され、両方とも動作を確認(3Dの方がやや良い)。
薄化Siも可能性あり。
ストリップについて照射試験(KEK/筑波大)の結果や、6"wafer mask、stave
(LBL)やsuper module(KEK/Geneva/UK)のエンジニアリングの紹介もあった。
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Physics
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ほぼすべてのtalkがCSC noteの各グループの状況報告。
1)Measuring J/Psi and Upsilon production (D. Price)
B-Physics groupの報告。J/ψとΥの生成断面積は大きい。
Detector calibrationにも物理にも使える。
2)SUSY: backgrounds from data (P. de Jong)
SUSY groupの報告。SUSY searchにはbackgroundの理解が重要だが、
中でもjet energy scaleの不定性によるものが大きい。
Di-lepton mode(opposite sign)で、flavor subtraction(SF-OF)を
すると、edgeがきれいに見える(SU3)。
3)New physics in leptons+jets (R. Stroehmer)
Lepton+Jet CSC-note working groupの報告。Dilepton+jets channelで
missing Etは要求しない。物理はleptoquarkやleft-right symmetric models
などのBSM。
4)Top cross section and single top measurements (A. Shibata)
Top physics working groupの報告。Top mass測定は、jet energy scale(JES)
の不定性さえ無ければ、1fb-1で±0.3GeV、10fb-1では±0.05GeVなのだが、
実際は1%のJES errorで±1GeV位になってしまうだろう。最近D0で見つかった
single top productionもLHCで色々な研究ができそう。
5)Charged Higgs search (M. Flechl)
HG-10 Groupの報告。ATLASでは初めてH+ →τ(lep)ν, W→jjの解析が
なされた他、CMSの“Prime H+ Discovery Channel”であるH+ →τ(had)ν,
W →lνも今年ATLASで15年ぶりにreviseされた。
6)Minimum bias, jets and W/Z event selections (W. Bell)
(この時なぜか突然睡魔が…。興味ある人はトラペ見てください。)
7)Analyses from streaming test data (C. Bee)
Inclusiveとexclusiveのどちらのstreaming modelを選ぶか決めるため、
同じeventからなるinclusive (5 streams)とexclusive (6 streams)の
データを作り、解析してもらっている。これまでのところ、
・jet streamでjet Etでbumpが見えているが、file mergingの問題か?
・Z → ee + jetsでinvariant mass分布にinclusiveとexclusiveで
2%の違いが見える。
など、いくつか問題点が出ている。まだ解析されてないstreamもある。
次のFDR(9月)までにはどちらのstreamにするか決定したい。
(以上)
CB報告
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7/13 Collaboration Board
(http://indico.cern.ch/conferenceDisplay.py?confId=15166)
1) Collaboration Composition
- University of Goettingen, Germany が ATLAS Collaboration として
全会一致で承認された
2) 各種人選の承認
- EB membership for the new TDAQ management team member として
Chris Bee (CPPM Marseille) が承認された
- 次期 Deputy Physics Coordinator として
Dave Charlton (Birmingham) が承認された
- Trigger Coordinator and Deputy として Nick Ellis (CERN)、
Deputy Trigger Coordinator として Xin Wu (Unversity of Geneva)
が承認された。
- Panel for Operations Task Sharing (POTS) として
Maria Curatolo (Frascati)
Mike Tuts (Columbia)
Norbert Wermes (Bonn)
が承認された。
- Appointment of the Deputy PubComm Chair として
Max Klein, (Liverpool) が承認された
- Authorship Committee の新メンバーとして Shlomit Tarem (Technion Haifa)
が承認された
- Speakers Committee Advisory Board (SCAB) の新メンバーとして
HansPeter Beck (University of Bern)
Kaushik De (The University of Texas at Arlington)
Paula Eerola (Lund University)
が承認された
- SCAB Chair として Rupert Leitner (Charles University) が承認された
3) Publication Committee (A Parker)
- 2007年2月のCBで ATLAS Publication Policy version 6.2 が承認された
が、これをいつから実行するかについて Publication Committee から
2007年末からとの提案があり、承認された
- 2007年2月のCBで承認された ATLAS Publication Policy version 6.2 は
http://atlas.web.cern.ch/Atlas/GROUPS/GENERAL/SCINOTES/scinotes.html
から見ることが出来る
4) Decision on the amendment to the Physics Policy Document (C Oram)
- "Blogs" がニュースの媒体として関心が持たれていることなどを考慮し
Physics policy 新たなセクションを追加する修正案が出され、承認された
- (修正前の) Physics policy document は
https://twiki.cern.ch/twiki/pub/Main/OverviewDocument/new_policy_rev9.pdf
から、また関連するガイドラインは
https://twiki.cern.ch/twiki/pub/Main/OverviewDocument/Guidelines_Physics1_5.pdf
から見ることができる
5) ATLAS Constitution 改定として残っていた Deputy spokesperson(s) の承認に関して
a) 現行のように sporkesperson が選び、CBで承認手続きをする
b) Search Committee が人選し、CBで承認手続きをする
の2案があったが、改定せず現行のままとすることが決定された
6) Resources Coordination matters (M Nordberg)
- 提案のあったいくつかの in-kind contributions が承認された
- M&O-B (維持運転経費のうちの sub-system 関係)は 2008年から基本的には
著者数にもとづいた配分にする(多少 CORE に依存)との報告。この配分は
現 M&O MoU の期限である2012年まで継続。
7) Computing Resources matters (R Jones)
Disk, Tape, CPU への要求、Event size、Tier 3、Operation Tasks についての
報告があった。詳しくは
http://indico.cern.ch/getFile.py/access?contribId=15&resId=1&materialId=slides&confId=15166
を参照のこと。
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以上
文責: 岩崎