Date: Tue, 1 Feb 2005 17:48:02 +0900 (JST) From: "taka.kondo" To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp Cc: atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp Subject: si-soft plan silison soft関係者さま rOxford, RAL, CERNでの一連の会合を踏まえて以下のような 当面の作業計画を考えてみました。 ----------------------------------------------------------- 内藤: 目的:DC3プログラム用のバレルモジュール部分を完成する。 作業計画案: (1)detail moduleをski, layerに入れる。 (2)detail moduleによるradiation lengthの分布を作る。 (3)simple moduleをつくり, ski, layerに入れる。 (4)radiation length分布と重量がdetailとsimpleで同じことを確認する。 (5)sensitive volumeが正しい位置にあるか確認する。 (6)simple とdetailでCPUタイムと使用メモリの比較を行う。 (7)Grantに出来たsimple versiionを渡し次のリリースに入れてもらう。 (8)結果をID software関係の会合で発表する。 ----------------------------------------------------------- 高嶋: 目的:日本グループがSCT alignmentに参加する方法で可能なのはコード書 きではなく、SR1宇宙線データ取得に参加し、開発されたalignmentプログラム を使って実際にGeoModelを通じてバレル部分のmoduleをalignすることと思わ れる。chi2法は大規模でソフトの移植待ちなのでrubust iterative法の方が 取っ掛かり易そうだ。その感触を得るためにDC2ソフトを使ってモンテカルロ で粒子を発生させresidual分布を出して見る。 作業計画案: (1)DC2のプログラムからbarrel pixelとbarrel SCT部分を切り出す (磁場つきの方がいいが最初は磁場なしがいいかも?)。 (2)衝突点からmuonを発生させてhitを作りdigital化されたデータをrootに 落とす。 (3)reconstruction programを走らせてtrack fittingを行う。 (4)momentum resolutionやvertex resolutionがTDRと同じか確認する。 (5)いくつかのSCT moduleをGeoModelの機能を使ってずらしてみて 各測定点のresidual分布が確かにずれるか確認する。 (6)(出来たら河野氏などを通じて)robust iterration programuを入手 しalignmentが実際にできるかモンテカルロ上で確認する。 (7)結果をID alignment会合で発表する。 ----------------------------------------------------------- 近藤: 目的:simple geometryを早急に決定し内藤に渡す。他のpassive componentの 情報を集めて随時プログラムのupdateを行う。 作業計画案: (1)現在のdetail moduleから出発してsimple geometryを決定し内藤に提供 する。 (2)現在のCDD図面をサーベイし手持ちリストをつくる。 (3)dogleg, cooling, power tape, cylinder, supportなどはsimple geometryのみで大胆に行く。S. Haywoodらとの連絡を緊密にとる。 ----------------------------------------------------------- 以上の作業計画案に案にご意見ありましたら下さい。 近藤