件名 : [atlas-j-sisoft:00918] 11月9日(木)SCTソフトTV会合メモ [Sat, 11 Nov 2006 22:53:59 +0900] 送信者 : Reisaburo TANAKA 宛先 : atlas-j-sisoft Cc : atlas-j-silicon =============================================================== SCTソフトTV会合メモ 時間: 2006年11月9日(木曜日)14:00-15:30 出席者:KEK:  近藤     筑波大:  永井     京都教育大:高嶋     大阪大:  花垣     岡山大:  田中礼、美馬 =============================================================== アジェンダ 1.CERN報告       (田中礼、花垣) 2.作業計画と出張計画の議論 3.今後の予定 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1.CERN報告       (田中礼、花垣) ○ 先週、田中礼と花垣がCERNに出張して関係者(Pippa, Heinz)と話した。花垣はD0の知り合いを頼りに、芋づる式で現 場の連中と話をして情報を集めた。(←こんな奴を待っていた!(近藤談)) Heinzとの会合メモは、[atlas-j-sisoft:00915]を参照。 ○ 現在SR1では、Endcap-C TRT+SCT宇宙線テストの準備 中。Endcap-Aは、TRTとSCTのドッキング前。 Pixelアセンブリー中。 ○ Endcapは来年1月に地下に降りる予定。2月から コミッショニング。宇宙線テストが2007年冬のpilot run まで続くだろうが、細かなスケジュールはまだ決まっていない。宇宙線 はレートが低いので長期間。Endcapは、beam halo muon, beam gasを使わないとダメだろう。 ○ ATLAS Pitでのテストは宇宙線テストのシフトを3人で 行い、1日3シフトやる。従って、non-expertでシフ トに参加する人が、18-27人必要。まだドラフト段階だが、その うち各Instituteにマンパワーに関するアンケートを回す。 ○ ハードに貢献したいのなら、DAQ/DCS/PS/Cooling/Online Monitoringの5つのうち、どれかに参加して欲しい。参加はいつでも大歓迎だ。 印象は、 ○ ハードに近いところをやりたいが、当然現場にいないと話にならな い。日本で聞いていた話とだいぶ違った。 ○ イギリスは人が多い。日本で何が出来るかを考えた結果、オンライ ン・モニターなど人がやりたがらないところからやって、まずは実績を 作って認めてもらうしかないのではないか。 ○ ノイズスタディーからオペレーションモデルを構築する近藤さんの アイデアは、皆やりたいと思っている。業界の常識。テクニカルには実 は難しい。そのためにはデータベースの勉強が必要だが、使えるように なりたいので勉強する。 ○ 地下でのコミッショニングは重要でグラウンドのスタディーなど重 要だが、その時期にタイミングよくCERNにいることが出来るかど うかが問題。来年春が勝負か? ○ Digitizationに興味があると表明したがコードメインテナン スまでやるのか、早急にコードをチェックして判断しないといけない (Mariaには会えなかった)。 東城+花垣+田中礼のID物質量のスタディーに関する相談 ○ マテリアル評価→e/γの話は、SCTソフトではない。 誰が実際に何をやるのか決めないと机上の空論。コミッショニング・ラ ンの解析については、来年春まで待ってもいいのではないか。誰かそれ までにアサインされてしまうかもしれないが。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.作業計画と出張計画の議論(全員) A)SCTコミッショニング ○ オフラインのモニタリングをやるよりは、オンラインをやるべき だ。フロントエンドからのオンボードのハードでの情報、例えば温度と かバイアス・カレントのモニターとか、deadチャンネルのマスク とか。現場は人が足りないと言っている。 ○ オンラインのDAQ/DCS/PS/Cooling/Online Monitoringの 5つのタスクのうち、入れるとしたらDCSかOnline Monitoringか。 ○ SR1でのエンドキャップのノイズ解析も引き続きやったらど うか?継続してやらないと置いて行かれる。 ← 美馬が解析法をWEBページに整理して、他の人でも解析でき るようにする。 B)ノイズスタディー ○ ノイズ測定からバイアス電圧を決定する運転方法について、提案書 を書いて次回の会合、例えばID Software Workshop (1.22-24)で発表したらどうか?過去にさかのぼって、これに 関する資料を花垣と田中礼が調べる。 C)デジタイゼーション ○ 複雑なコードの理解を高嶋と田中礼が進める、という宿題を早くやれ。 D) SCT物質量評価 ○ ジオメトリーの構築は、10月に終了した。今後はPat Wardが責任者で、日本の手を離れる。情報のまとめをする。 ○ ビームによるコミッショニングは、SCTソフトではなく物理 に関係した話だが、CERN常駐の東城氏と経常的にTV会合を 開催してはどうか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     3.今後の予定 ○ TV会議:原則毎週木曜日18:00-20:00に行う。次回は、 11月16日。 ○ 作業会 :1ヶ月に1回程度の割合で開催。次回は、 11月23日(木、勤労感謝の日)-24日 (金)に大阪大学で行う。宿泊等については、花垣氏から連絡。旅 費は、特定領域科研費でお願いします(朝日さんへ)。 海外出張計画 ーーーーーー 田中礼 12.10 - 12.17 ATLAS Soft. & Comp. Workshop 田中礼 1.17 - 1.27 Statistics Workshop & ID SW 花垣  1.20 - 1.28 ID Software Workshop 花垣  3.4 - 3.17 ID Commissioning 田中礼 3.11 - 3.24 ID Commissioning & T&P Week 高嶋  3.18 - 4.1 ID Commissioning & SW in Munich ー 3月に集中してスタッフが入れ替わりでコミッショニングのため出 張する。学生2名の派遣も検討する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 文責:田中礼