=============================================================== SCTソフトTV会合メモ 時間: 2006年9月7日(木曜日)日本:17:00-18:00 出席者: 筑波大:  永井     KEK:  近藤     京都教育: 高嶋     岡山大:  美馬     FNAL: 花垣、田中礼 =============================================================== 1)SR1宇宙線データ解析進展報告     永井、美馬 永井 ○ Helenのモジュール検出効率を調べるunbiasedな方法 のコードを調べている。Helenにメール書いた。 美馬 ○ 作業リスト(http://fphy.hep.okayama-u.ac.jp/~tanaka/atlas/ sct/sct-soft/index.php?ToDoList)のうち1、3、9がまだ。 ○ データベースで苦労している。ORACLE(COOL),、 MySQL、SQLITEの3つがある。Jorgenに質問のメールを出 してみる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2)ジオメトリー進展報告          近藤 ○ Alessandro Tricoli (RALポスドク)との結果の違いに ついて、来週調べてみる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3)LHCアラインメントワークショップ報告  田中礼 ○ 9/4-6にCERNで1st LHC Detector Alignment Workshopがあったので、トラペンを調べてみた。参加登録100人。 http://physics.syr.edu/~lhcb/public/alignment/LHCAlignmentWorkshop/ ○ 内容は、数学の話、これまでの実験での経験(面白い)、 LHCでのソフト&ハードのアラインメント、その他道具など。 ○ LHCは、ATLAS, CMSともまだそれほど進展はない。ID, Muonの話はあったが、両者のアラインメントの話はなかった。 ○ CDFでの経験は、「物理解析は待ってくれない。アラインメ ントはさっとやれ。アルゴリズムはいろいろあるが、結局パフォーマン スはほとんど一緒。マンパワーを分散するよりは、集中してやれ。グ ローバルな方法よりは、検出器の対称性を利用したほうが徳。」など。 ○ カバーされなかった話として、LHC初期の物理に必要なアラ インメントのレベル、ハードによるアラインメントとソフトによる方法 との融合、物質・磁場・検出器の不具合などの影響。 ○ アラインメントに関する文献が非常に少ないのでwrite-upも しくはCERN Yellow Reportを書くか? というわけで、ATLAS IDの場合、1744 Pixel, 4088 SCT、 124 TRT のモジュールがあり、6自由度を掛けると、36,000自由 度あり、これをアラインメントするためには、まだまだスタディーが必 要という印象でした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 予定 ○ 9/22(金)〜23日(土)岡山大学作業会 次回会合は、9月15日(金)18時から ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 文責:田中礼