From: Tanaka Reisaburo Reply-To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp Subject: [atlas-j-sisoft:00657] =?ISO-2022-JP?B?GyRCI1MjQyNUGyhC?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCJT0lVSVII1QjVjJxNUQlYSViGyhC?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCIUojMSE/IzIjNyFLGyhC?= To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp Cc: atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp ======================================================================== SCTソフトTV会合メモ    時間: 2006年1月27日(金曜日)18:30?20:00 出席者: 筑波大:   中村(二)、永井     KEK:    近藤     京都教育大: 山下、高嶋     岡山:    美馬、内藤、田中礼     CERN:  上田 ======================================================================== 1)CTB解析       中村(二) ○ 修論の締切は2月3日。フォトンランの解析をして、SCTの物質量を出した。 ○ CTB解析のバグが見つかったので、運動量の分解能σ(1/P)を調べ直している。  Sagitta、multiple scatteringの2項ともデータがMCに比べて2倍くらい悪い。 ○ これは、TRTのアラインメントがまだ100μmの精度しかないためか。  Thijsと連絡しながら解析している。 2)W→eν解析       内藤 ○ W→eνをPythiaで120万イベント生成(3日間)して、電子のPt分布を調べた。  ISRやシャワーなどEW/QCD効果はすべてオフにしている。 ○ ROOTのプロットは変なピークが出たりしておかしい(binning効果?)が、  ヒストグラムは正しそう。M_W/2=40GeVのJacobianピークが見えている。  物質の効果によりかなりスメアーされる。 ○ 今後は、SCTのシリンダーの物質量を+20%,+40%増やしてみて効果を調べる。  ← |η|<2.5では前後方の検出器の影響があるので、まずは|η|<1でやってみるべき。  ← 実際の実験のW→eνのデータの統計は大きいので、カットを入れてクリーンなe+-を選ぶ。    トラックフィットのχ2のデータがあるので、それを調べてカットを入れては?  ← まずはWボソンの、η分布、Pt、PZ分布、φ分布をみせてくれ。 3)SR1宇宙線テスト準備 田中(礼) ○ 宇宙線テストはHeinz Perneggerによると、さらに遅れて4?5月か? ○  Maria Jose Costaと研究内容と作業環境について連絡している。 ○ 最初にBarrel SCTモジュールの検出効率を調べるべき、にはMariaも合意。  データベースは既にマンパワーがあるとの答えだが、Barrel SCTモジュール生産時の  データの取り扱いをどうするか、議論する必要がある。 ○ オフィスは、CERN正門近くの104に一部屋もらえそう。  ← 固定IPアドレスでTV会議をやりたいので、デスクトップPCが欲しい。   ICEPPの上田氏にお願いして1台借りてはどうか。液晶プロジェクターは持参する? 4)SR1宇宙線テスト解析 永井、山下、美馬 ○ 永井は、スペースポイントからサーフェスポイントでの残差分布を調べる作業を  進めている。上部の4層について、0,2,3層から引いたトラックで1層目の効率を調べた。  1.8ストリップ間隔で効率は99.2%とほぼ本物(99.4%)に近い値が得られた。  ← 残差は、SCTモジュールのsurface上でのトラックの交差点とストリップで調べるべき。   Track Geometryがそれをやってくれる。25日のid-perfのニュースにそれが流れていた。 ○ 山下は、データベースの調査と、通常の検出器でのシミュレーションを動かしている。  今後本番の検出器のジオメトリーをずらしてみる。 ○ 美馬は、筑波作業会の続きをやっている。  ← 次回のつくば作業会までに、宿題(検出効率と分解能のプロット)をやること。 5)SCTソフト  高嶋 ○ アラインメントAlignable transformについて調べている。  ← ミスアラインメントは、リコンストラクション段階で入れるのか、それ とも   ジオメトリー構築段階で入れるのか? 6)筑波大第二回作業会 ○ 2月3?5日に行う。各自員等旅費と宿舎を申請すること。 ○ 2月3日午前9:00からミーティングを行う。 7)CERN派遣計画 ○ 派遣予定      永井、山下、美馬:2/12〜4/11     田中礼:     2/12〜2/19、3/12〜3/25     高嶋:      2/12〜2/26、4/2〜4/8     原:       3月上旬から1ヶ月間  この他に高嶋が3月上旬に2週間出張予定。さらに学生1名派遣可能かもしれない  ので、至急調整する。 ------------------------------------------- 文責:田中(礼)