From: "Tanaka Reisaburo" To: Cc: Sent: Thursday, December 29, 2005 5:26 PM Subject: [atlas-j-sisoft:00628] SCTソフトTV会議メモ(12/12) ======================================================================== SCTソフトTV会合メモ 時間: 2005年12月12日(月曜日)18:30-19:30 出席者: 筑波大:   中村(二)、永井、井上     CERN:   近藤、上田     京都教育大: 高嶋     岡山:    内藤、美馬、田中礼 ======================================================================== 1)Software&Computing Workshop報告   高嶋、中村(二) ○ 印象に残った点は、CTB解析で見つかったローレンツ角補正のバグの影響が大きく、  運動量分解能などがぐっと良くなったこと、GRIDではTag関係の整備が進んでいること、  11.2.0からNew Trackingがデフォールトとなっているこ と、データベースはCOOLで  整備されつつあることなど。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2)CTB解析               中村(二) ○ 150GeVのphotonランを解析している。修士論文執筆のため忙しい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3)GeoModelジオメトリー         内藤、美馬、近藤 ○ センサー位置の確認とジオメトリー更新時の動作確認のためのWEBページを内藤が作った。  ReadSiDetectorElements_jobOptions.pyを使ってDC3とDC2でセンサー位置やステレオ角  が一致することを確認した。もう1つはParticleGenerator でμをInnerDetectorの範囲に  ランダムに飛ばして、クラッシュが起こらない事を確認 する方法。詳しくは内藤のWEBページを参照。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4)W→eν解析              内藤 ○ G4のバグフィックスを待っている。η<2.5にすればエラーメッセージは出るが、クラッシュはしない。  ← η<1でよいのでエラーメッセージを気にせずにフルシミュレーションをやるべき。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5)アラインメント            高嶋、美馬 ○ 高嶋がZ→μμをもちいて、3層目を80μmずらしてトラックフィットして残差分布を  調べた。それらしい分布が出ているが、残差のバイアス度などまだ完全に理解できて  いない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 6)SR1宇宙線テスト          永井、原 ○ 永井が宇宙線テストのソフトを動かした!11.0.2でAthenaを動かしてAtlantisでイベント  ディスプレーを見ることが出来る。χ2カットを入れて、直線フィットしたトラックの残差  分布分布を調べた。なぜ内側のLayer0が他のLayerより分解能が悪いのかまだ理解できない。  ← 神戸のアトラス総会で、SR1宇宙線テストでは、まず検出効率を調べて欲しいとの   要望が出た。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 7)議論 ○ 近藤が12/14のSCT offline software会議で発表する。トラペンを準備した。  これまでGeoModel、CTB解析をやってきたが、これからAlignmentに貢献したいと表明。 http://agenda.cern.ch/fullAgenda.php?ida=a057399  ← GrantのトラペンにPrimary Numberをデータベースに入れつつあるとあるが、日本   グループではちゃんとフォローしているのか? → Grantに田中礼が聞いてみる。 ○ 神戸のアトラス日本グループ総会(SCT分科会)では、田中礼、永井、内藤、美馬が  報告する。 ○ 春の学会(愛媛大学・松山大学、2006年3月27日(月)〜3月30日(木))は、  アラインメント(美馬)、GeoModel(内藤)、CTB解析(中村二)の3件で発表する。 ーーーーーーーーーーーー 文責:田中礼