From: "Tanaka Reisaburo" To: atlas-j-sisoft Cc: atlas-j-silicon Sent: Wednesday, November 16, 2005 9:28 PM Subject: [atlas-j-silicon:00491] SCTソフトTV会議メモ(11/15) ======================================================================== SCTソフトTV会合メモ 時間: 2005年11月15日(火曜日)18:30-19:30 出席者: 筑波大:   中村(二)、中村(雄)、永井、原     KEK:    近藤     京都教育大: 高嶋     岡山:    内藤、美馬、田中礼 ======================================================================== 1)アラインメント作業会(11/11-12@岡山大)報告   高嶋、美馬、田中礼 ○ 岡山大のPCにnetworkからSLC3.05をインストールして、Athenaも入れた。10.5.0を入れた。  データベース(ORACLE)のレプリカをコピーしておけば、自分のところで閉じて仕事できる。 ○ 高嶋は、new tracking algorithmにより残差分布を調べている。回転行列が単位行列、残差が  ゼロになるのはローカル座標で見ている限りゼロにしかならないから。グローバル座標で調べる?  作業記録は、 http://natsci.kyokyo-u.ac.jp/~takasima/pukiwiki/pukiwiki.php?SCT%20Geometry%20and%20Alignment  にある。参考にしているアラインメントコードは、giant chi-2 (SiAlignment)とRobust法(SiRobustAlign)  コードは、http://alxr.usatlas.bnl.gov/lxr/source/atlas/InnerDetector/InDetAlignment/ にある。  R.Hawkingsの書いたInDetAlignAlgsやInDetAlignToolsを使っている。 ○ 美馬は、R.Hawkingsの書いた InDetAlignAlgs/ share/ WritePool.py InDetAlignAlgs/ doc/ InDetAlignWrt.txt  を参考にして、モジュールを動かしてみる。 ○ 田中礼は、ID perform. weekの報告をした。ALEPHでどのようにalignmentをしたか調べている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー 2)W→eν解析進展報告                内藤 ○ Liq.Ar, Tile, Muonをオフにして、Pythia W→eνをfull simulationすると、最初のイベントで  abortする。10.0.4。バーテックスもηが大きい(ビームパイプ)ところで4mも離れたところにある。  → 前野氏に聞いてみた。11.0.1でやってみれば?geometryが腐ってると出てくる。Andreaに聞け。  →  Andrea Dellacquaにも聞いてみた。どうやらG4のバグ(G4Navigator/TouchableHistory)らしい。    Jobがクラッシュしているのは、world volumeの外でdeca verticesがあるから。the eta-phi filtering    mechanismもオフになっていて、ビームパイプの離れたところでdecay verticesがあるのも原因。       Andrea Di Simoneと一緒に調べてくれている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー 3)ジオメトリー進展報告               美馬、近藤 ○ 近藤は、Stephenのマテリアル・バジェットのアップデートをしている。アラインメントの  日本語ページを作っている。http://atlas.kek.jp/si-soft/InDetAlignHowTo-J.html ○ 最新版をGrantに送る。バージョン番号は、この前の7.0をGrantが7.1に修正しているので  今度は、7.2になる(サービスマテリアルのアップデート、パワーテープ修正)。  7.1で何が修正されたのか、Grantに田中礼が聞いてみる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー 4)CTB解析進展報告                 中村 (二) ○ photon runがあるのでγコンバージョンを使って、物質量の 評価をしてみる。 ○ 位置別にefficiencyを出してみる。 ← 最近Thijsが磁場によるLorentz angleの補正 (SCTで7um )の符号(MagFieldAthenaSvc)が逆であるバグを見つけた。運動量測定やアラインメントすべてに 影響が出る。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー 5)SR1宇宙線テスト                原 ○ スケジュールは、3/2にピットへSCTを降ろすためにuncablingするので、宇宙線テストは  1−2月。SCTとTRTのドッキングは12/12-16。インストールは早くなった?  ← SR1宇宙線テストではアラインメントのvalidationも大きな目標。筑波大から原、永井、   京都教育大から高嶋、岡山大から田中礼、美馬が参加してはどうか?旅費は申請してある。  ← Maria Jose Costaからの情報によると、SR1関係者関係者は、 IDハードウエア責任者     Heinz Pernegger     IDコミッショニング責任者   Pamela Ferrari     ソフトウエア責任者      Maria Jose Costa     SCTソフト責任者      Richard Batley    プラン(最新版?)は、Heinzの9月のトークのスライド12,13,14   http://agenda.cern.ch/askArchive.php?base=agenda&categ=a052086&id=a052086s31t5/transparencies  SR1テストなどIDコミッショニングのWikiページ   https://uimon.cern.ch/twiki/bin/view/Atlas/InDetCommissioning    IDオフラインコミッショニング(SR1宇宙線テス ト)のメーリングリストが出来た。 id-offline-commissioning@cern.ch ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 6)学会 ○ 来年春の学会(愛媛大学・松山大学、2006年3月27日(月)〜3月30日(木))のWEB  申込締め切りは、12月4日(日)17時。学会発表は重要なので、できるだけ多く発表する。 ○ 次回会合までに、アラインメント(美馬、高嶋、田中礼)、GeoModel(内藤、近藤、田中礼)、 CTB解析(中村二、原)で相談して決定する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーー 7) 予定 ○ ID offline commissioning 電話会議 11月22日(火) 13-1-017 at 14:00(日本22:00) ○ Software&Computing Workshop@LAL/Orsay12月5日ー9日 高嶋、中村(二)参加 ○ SCT offline software会議 12月14日(水)40-5-A01 14:00(日本22:00) ○ 次回TV会合(アトラス日本MCU37番) 11月29日 (火)18:30〜20:00 ------------------------------------------- 文責:田中(礼) 付録:いっぱい溜まっている宿題 ※ GrantがEnvelopeを実際のエンジニアリングのクリアランスに合わせることを提案。  ← バレルSCTのenvelopeを決めているのは日本グループなので、どう変更するか   Grantと相談する必要がある。(田中礼) ※ プライマリーな数字はデータベース(ORACLE)に入れる必要があると指摘。  ← ORACLEについて調べてみる。いずれ手で入れている数字をORACLEに移行?(高嶋) ※ S.Haywoodが物質情報のまとめをした。  ← パリで近藤がStephenと話をした。Steve McMahonのとフォーマットが違っていたり   するので共通化する。以下のことをする必要がある。   1.テーブルを人が読めるように書く。Stephenとコンタク トする。   2.シリンダーの端は複雑でまだ手つかず。これから簡略化の研究 をする。   3.サービス(V.Kostyukhin)とどう分担するかコンタクト する。(近藤) ※ SCT_GeoModel-00-07-01のtar ballを作った。美馬と高嶋で再度チェック(コンパイルして  動くことの確認、センサー位置の確認)して高嶋がGrantにメールを送る。(高嶋) ※ まず実際に自分たちで簡単なモデルでGeoModel でモジュールを動かして理解する(岡山、京都教育)。   実際にアラインメントがどうなっているのか調べる(田中礼)。   COOLデータベースを使ってどのようにアラインメントしているのか調べる(高嶋)。   この次の会合までにATLAS Overview week @ParisのHawkingのtalkを理解してきて   alignmentに関するOverallな戦略を、power pointサマリー(理解しやすいため   に日本語でおねがい)を作ってきて説明をしてくださいませんか? (近藤→田中礼)   現行のGeoModelプログラムを読んでSCT Barrel Alignmentに関する全ての変数   とその意味のリストを作ってきていただけませんか?(近藤→高嶋)   GeoModelでのアラインメントの基本的なやり方の理解が、最初の目標。   モジュールあたり6自由度あるパラメーターの選び方について、ハードウエアグループに   コンタクトする。(田中礼)   ← 宿題は、CT Barrel Alignmentに関する全ての変数とその意味のリストを作る、   GeoModelの中で実際にどのようにジオメトリーを動かしているのか調べること。