Date: Sat, 8 Oct 2005 08:51:16 +0900 From: Tanaka Reisaburo To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp Cc: atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp Subject: [atlas-j-silicon:00473] SCTソフトTV会議メモ(10/7) ======================================================================== SCTソフトTV会合メモ 時間: 2005年10月7日(金曜日)18:30-21:00 出席者: KEK:    近藤、田中礼     京都教育大: 高嶋、山下     岡山:    美馬     メール・WEB報告 中村(二)、内藤 ======================================================================== 1)CTB解析報告     中村(二)(メール報告) ○ 最近develop されたsoftware を調べている。 ○ 修論にむけて、   1. いままでの解析を new CBNTでやってみる。 (alignment のチェックのため)  2. calo を使ってelectron の Et/Pt e/pi  のような基本的なparameter をだしてみること。  3. photon run で、inner のmaterial をみること。  をやってみる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2)ATLAS ID Week & Software and Computing Workshop報告   高嶋、近藤 プレナリー ○ 今年末に予定されていたDC3に代わりComputing System Commissioning(CSC)を、  2006年2月から始める。一連のテストを行う。リリース11は10月5日、12は来年2月8日で  リコンストラクションとシミュレーションでフルに機能する(ex.ミスアラインメント)予定。 ID Week: Geometry Update Meeting ○ Stephen Haywoodに日本グループの報告をしてもらった。 ○ V.Kostyukhin(Genova)がサービスマテリアルのまとめをしている。DC2で、  ピクセル78kg、SCT345kg、TRT1960kg、サービス2500kgで全部で4880kg。実測値はない。  サービスの物質は特に前方でのトラッキングに影響する。 ○ Grantが現在のenvelopeがコンタクトしており、アラインメントで検出器をずらすと  オーバーラップする問題を報告。実際には、バレルSCTとピクセルは9mm、バレルTRTとは  5mm離れている。SCT/TRTは、ノミナルな軸から+2mmずれている。  Envelopeを実際のエンジニアリングのクリアランスに合わせることを提案。  ← バレルSCTのenvelopeを決めているのは日本グループなので、どう変更するか   Grantと相談する必要がある。 ID Week: SCT Software Meeting ○ 高嶋が、日本グループの現状について報告した。 ○ Grantが古いSCT GeoModelはひとつにまとめたこと、CVSコードになっているが  プライマリーな数字はデータベース(ORACLE)に入れる必要があると指摘。  ← 高嶋がORACLEについて調べてみる。いずれ手で入れている数字をORACLEに移行? ○ S.Haywoodが物質情報のまとめをした ← パリで近藤がStephenと話をした。Steve McMahonの  とフォーマットが違っていたりするので共通化する。以下のことをする必要がある。   1.テーブルを人が読めるように書く。Stephenとコンタクトする。   2.シリンダーの端は複雑でまだ手つかず。これから簡略化の研究をする。   3.サービス(V.Kostyukhin)とどう分担するかコンタクトする。 ID Week: Alignment and Calibration Meeting ○ DC3のアライメントスタディーに関して、SCTはrφ100μm、z100μm、r500μmが  提案されている。システマティックなグローバルシフトとしては、ΔX=200μm、ΔY=100μm、  ΔZ=400μm。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3)GeoModel構築 内藤(WEB報告)・美馬 ○ 内藤はPhysics TDRを読んで勉強中。今更ながらATLASの全体像が見えてきた。シミュ  レーションは、ヒット情報をプールファイルから取り出そうとして止まっている。  Wボソンの質量に対する物質の効果をみる手順として、ヒット→トラック→リコンストラクション  の順番に調べていく予定。 ○ 美馬は、元素ごとの物質量の評価をほぼ終わった。  ← グラフを棒グラフに修正して、仕事のまとめのレポートを作る。  元素ごとの物質量を足しあげて、DC2との比較をするとOKだった。プログラムを修正して  er.01を作った。 ← 高嶋がGrantとコンタクトして、新しい版を送る。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4) 議論 ○ DC3改めCSCに向けてアラインメントのテストが始まるが、日本グループでは誰も実際に  GeoModelでどのようにアラインメントを動かせるのか理解していない。日本グループが  責任をもっているバレルSCTジオメトリーのenvelopeやモジュールのSKIなど、実際の  アラインメントにあたってクリアランスがあるように変更の必要がある。また、どのように  アラインメントがされるのか(6パラメーター/モジュール?、シリンダーのデフォー  メーション、ミスアラインメントは?)調べる必要がある。 ← まず実際に自分たちで簡単なモデルでGeoModel でモジュールを動かして理解する(岡山、京都教育)。   実際にアラインメントがどうなっているのか調べる(田中礼)。   COOLデータベースを使ってどのようにアラインメントしているのか調べる(高嶋)。   2週間後のTV会議で報告する。必要であれば、岡山かどこかで作業会をやる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5) 予定 ○ 次回TV会合(アトラス日本MCU37番) 10月18日(火曜日)18:30? ○ ID Performance Workshop@CERN 10月24日ー25日 田中礼参加     ○ Software&Computing Workshop@LAL/Orsay12月5日ー9日   高嶋参加? ------------------------------------------- 文責:田中(礼)