======================================================================== SCTソフトTV会合メモ 時間: 2005年6月30日(木曜日) 18:3 0〜20:00 出席者: 筑波大:   原、中村(浩二)、永井(M1)、井上(M1)、            近藤、内藤、美馬(M1)     京都教育大: 高嶋     CERN:    上田、田中(礼) ======================================================================== 1)CTB(Combined Test Beam)解析 中村 (浩二) ○ Pixel+SCT1層とTRT+SCTで求めた2つの飛跡の角度が、1mradズレている。  Thijsに問い合わせているが、まだ数ミリ程度のミス・アラインメントがある。 ○ 磁場のマッピングデータが存在するので、それを調べている。 ○ 20GeVのe+RUNを調べたら、15GeVと20GeVに2ピーク見えた。いろいろ調べた  結果、xKalmanのパラメーターのRefitをTrueにしたら2ピークがなくなった。  今後、低い運動量のパイオンRUNを調べてみる。 ------------------------------------------------------------------------ 2)GeoModel構築 内藤、美馬、近藤 ○ 今週、内藤と美馬の二人がKEKに滞在して近藤と作業している。  作業会メモは、http://atlas.kek.jp/si-soft/2005JuneKEKWork/index.html ○ GrantのReadSiDetectorElementsで調べたら、DC2ジオメトリーと我々の作った  Simple/Detailedジオメトリーでのローレンツ角の符号が逆になっている。  センサーの座標や大きさは完全に一致している。180°回転している? ○ 美馬がモジュールの重さの違い、DC2(27.7g), Simple(24.4g), Detailed(24.1g)  について調査している。実際の重さは、24.7+-0.15g。 ○ Spreadsheet原票とプログラムの値を比較してチェック/修正している。 ○ モジュール以外の部品(cylinder, bracket, power tape, cooling pipe, dog-legなど)  の扱いについて議論した。 ------------------------------------------------------------------------ 3)アラインメント進展報告 高嶋 ○ 5月のアラインメントのチュートリアルの勉強を続けている。残差分布を取ってみて  χ2乗のチェックを行う予定。 ------------------------------------------------------------------------ 4) 議論 ○ DC3用のジオメトリー(最終版)は、9月までに作る必要がある。Grant Gorfine  の所属がWuppertal大学(ドイツ)に変わりPixelのため働くことになったので、  彼がまだSCTのために働けるうちにSCTバレルジオメトリーを完成させるのが  望ましい。Grantの後任のSCTソフトのコーディネーターは、特に日本から誰かは推薦しない。 →8月22日か29日の週に、内藤、美馬、近藤、高嶋の4人がCERNに  行って作業する。出張予算は、夏の集中作業会のために高嶋、中村(浩二)、内藤の  3人×15日間分のCERN出張旅費が認められている。 ○ 次回のID Week(9/26-10/1, Software&Computing Workshopと同じ週)には、  SCTソフトからも人を派遣する。 ------------------------------------------------------------------------ 予定 ○ 次回TV会合(アトラス日本MCU37番)  2005年7月15日(金曜日)18:30〜 ------------------------------------------- 文責:田中(礼)