Date: Wed, 5 Feb 2003 21:08:45 +0900 (JST) From: Reisaburo TANAKA Reply-To: atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp To: atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp Cc: atlas-j-comp@ml.post.kek.jp Subject: [atlas-j-silicon:00159] SCT soft meeting memo (2/5) =============================================================================================== SCTソフト会合メモ 時間: 2003年2月 5日(水) 17:00-19:00 VRVS ASIA/FUJIルーム 出席者: 近藤、森田、高嶋、田中(礼)、留田 次回: 2003年2月17日(月) 17:00〜 VRVS ASIA ※ VRVSの問題 何故か2地点間でしか音声が通じない。ソフトの整合性の問題? SINETを使うとリフレクターが台湾になってしまう。 =============================================================================================== 1)SCTジオメトりー活動報告 留田 ○ シモンのG3/G4と新しいG4(FADS/Goofy)とで、SCTバレルの物質量を比較した。 http://fphy.hep.okayama-u.ac.jp/~tomeda/sct/sinten/030128/index.html ◯ サポートシリンダー NOVAのGeometryにsctmaterial.xmlのもので行なうと、シェープは合っている。 同じ密度(0.20g/cm^3)で行なうと、物質量も合うが、1binずれている。要チェック。 センサー シモンG3/G4のと物質量よく合っている。 ハイブリッド(構造は複雑) シモンG3/G4のより物質量が1桁小さい。原因不明。形は似ている。 全物質量 ハイブリッドその他のせいで、シモンG3/G4のと合わない。シモンは20部品位を考慮している。 ◯ FADS/Goofyの動かし方、ヒストグラムの作り方などをWEBに載せた。 http://fphy.hep.okayama-u.ac.jp/~tomeda/sct/SCTtest/index.html コードのアップデートを自動化しておくともっと良い。 マニュアルを作るソフトはいろいろあるので、それらを使えば良い。 議論 ◯ シモンにG4(AGDDジオメトリー)のコードはどこにあるか聞いてみる(田中(礼))。 ◯ 初期目的は、FADS/Goofyを動かして、昔のG3/G4とパラメーターを合わせて比較すること。 密度や放射長のパラメーターをいじって合わせるしかない。 次のステップで正しいパラメーターを入れて、どれくらい違うか比較する。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 2)マテリアル評価報告 近藤 ○ SCTテーブルの部品ひとつづつあたっている。導電性接着材、ポリミド、セラミックなど図書室に 行って、密度や物質量を調べている。Excelファイルにして、物質量を自動計算するようにする。 ◯ あと2週間でこの作業を終える。WEBのPDF図にあるジオメトリーの詳細版/簡易版に数値を入れる。 ◯ そのあと2週間でモジュールの物質量を計算してみる。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 3)Hits/Digitization報告 高嶋 ○ 4年生の山田君がバレルを半分に切って、磁場を入れてDAWNで絵を見えるようにした。 http://kkuatx.hep.kyokyo-u.ac.jp/~ymd/ (きれいな絵があります) ◯ δ-rayによる多数のヒットをまとめて、リアルなクラスターまで作った。それらのセルの エネルギー和をとれるようにした。実際的なバイトストリーム・データを作った。 これらを、バレル(x,y)、フォアワード(r,Φ)の両方についてやった。 http://kkuatx.hep.kyokyo-u.ac.jp/~ryuichi/ ◯ 今後は、バレルの座標の逆引きができるようにする。 ◯ 以前はROOTに落してやっていたが、今はユーザーアクションを定義している。フォワードに バレルの情報が混じってしまうバグがある。 議論 ◯ 公式には、DigitizationはAthenaのを使うが、最近森田とAndreaらで、G4(FADS/Goofy)でも ユーザーが自由にDigitizationを使えるようにしようという動きがある。 高嶋がWEBに自分のコードを載せて、森田がコードをチェックしてみる。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 今後の予定 ◯ 次回は、2月17日(月) 17:00からVRVS ASIAで会合。 ○ 3月のSCT Week/Software Weekには高嶋氏が出席する。発表内容は、 1。山下G4、シモンG3/G4との物質量の比較 (留田) 2。SCT物質量の詳細評価。モジュールの新しい物質量 (近藤) 3。Barrel/Forward Digitization (高嶋) SCTソフトコーディネーターのGrant Gorfineにトークを申し込む(高嶋)。 ソフト週間でも日本グループの活動を話せるように、Andreaと調整する(森田)。 ◯ 留田は3月下旬までKEKに滞在する。近藤、森田、留田で今週中にでも技術的な打合せをする。 ----------------------------------------------------------------------------------------------- 文責 田中(礼)