件名 : [atlas-j-silicon:00093] silicon soft 送信日時 : 2002年 7月 10日 水曜日 9:50 PM 差出人 : Reisaburo TANAKA 返信先 : atlas-j-silicon シリコン関係者さま、 遅くなりましたが、ATLAS Overview Week でのシリコンソフトの小ミーティングメモです。 尼子、森田、上田先生、ソフトに関して何か間違っていたらご教示ください。 ***************************************** 出席:Andrea Dell'Acqua、高嶋、原、田中(礼) IDソフトコーディネーターのDario Barberisがクレモン・フェランに来なかったので、 彼の提案により代りにAndrea(尼子先生のお友達?)とGEANT4の話をしました。 ◯ 2002年末までに現実的なシミュレーションコードを完成させるのが目的。 ◯ SCT Geometryは、Andrea自身がGEANT3からコピーしている。 ◯ SCTsoftコーディネーターのGrant Gorfineはヒット情報の記録の仕事をしている。 (彼は以前GEANT4のGeometryをやっていたので、協力しようと話しています)。 ◯ 森田、上田氏らと毎週木曜日5時からTV会議をやっているので参加して欲しい。 近未来のスケジュールは、 7月初め SCT Geometry完成 7月20日 IDソフト完成 物質量の計算 9月下旬 ID+CAL Hit情報入れる 12月 Test Production ? DC1 (DC2は完全なGEANT4でやる。2003年末以降) 日本が貢献できそうなところ ◯ GEANT4のための正確なGeometry(モジュール、サービス等)から始めるのが良い。 ◯ 今年の夏のデータチャレンジ(DC)などへの急な貢献はムリと伝えた。 ◯ 2002年秋までにGEANT3,GEANT4両方動かせるようになること。比較が大切。 ◯ 物理テーマとしては、以前メールに書いたように 物理プロセス ランダウ分布、MIP反応、物質量、ヒット情報の評価 放射線量の評価 など。 高嶋さんと田中(礼)(学生:留田)が現在のところ興味を示しています。 興味がある方は、どなたでもご連絡ください。 ***************************************** 追記:Overview weekでFabiolaが「GEANT3と同じパーフォーマンスのGEANT4では不十分だ」 と言い放ったので、Andreaにどういう意味だと聞いたら、「忘れろ」とのことでした。 よくワカラン。Hadronicプロセスを問題にしている? Liq.ArではtuneしてGEANT4で ビームテストのデータにだいぶ合うようになった、と報告がありました。 田中 礼三郎