Date: Mon, 31 Jan 2005 17:21:25 +0900 (JST) From: "taka.kondo" Reply-To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp, atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp Subject: [atlas-j-sisoft:00355] memo of RAL visit RAL visit(2005.1.28) 訪問者:近藤・高嶋・内藤・河野 (1) 9:30 Mike Tyndel, Stephen Haywood, Norman Mccubbin, Steve McMahonらとcoffee。 (2) 10:00-11:30 2つのルートを2班に分かれて見学(引率はHaywoodと McMahon) endcap cylinder assembly, B4 assembly, coolng pipe fabrication, module production line(completed), endcap hybrid test station etc。 (3) Marc Weber(Physicist) barrel thermal enclosureを担当しているphysicist。SCTはTRTと温度やガ スの条件が違うのでthermal enclosureを設けている。SCTはendcapとbarrelの 3つに分かれている。barrelは上下2つの半円の筒と両側のside panelに分か れている。wallは内側から0.5mm厚のCarbon Fiber、3.3mm厚のinsulator form(aerigel), 0.5mm厚のAl板から構成されている。今会社で製造中で4月 に出来る。2004年9月にPRRをしているのでその資料でかなりわかるはず。 レールを含めた機械的な詳細はTony Jones, Andy Nickels(RAL engineer) やEric Perinが知っている。 このthermal enclosureをどのようにcable, pipe, supportが通ってシール するのかなどはUCL(Univ. Collage London)が担当でプロトタイプを作ってい る。担当はBrian Anderson(engineer図面)やJanet FrazerでJanetがいろいろなinformationを持っている。 endcap thermal enclosureはS. Haywoodの担当で近くPRRをする。 (4) Stephen HaywoodとSCTの重量について議論: http://hepunx.rl.ac.uk/atlasuk/sct/engineer/material/にSCT物質重量の web pageがある。現在来週をターゲットに担当者たちに決められたフォー マットで物質量に関係する情報を提供するよう求めているが集まりはよく ない。情報提供を要求された人たちはengineerが主であいにく彼らは時間に 追われて超忙しい。spread sheetに書き込んだ例もあるがそれだと大きす ぎる。endcap関係はSteve Snow(Manchester)が担当。これらの情報はGrantに 提供してDC3(2005年秋)に入れる。とにかくweb pageを利用してくれ。 注:DC3のためのgeometry upgradeの計画のウェブページは http://atlas.web.cern.ch/Atlas/GROUPS/INNER_DETECTOR/SCT/simulation/DetDescrUpda te.html にある。Haywoodには日本で作ったバレルモジュールのエクセル表を見せた。 バレルモジュール担当のSteve McMahonと話すように言われた。webを見たら KEKのエクセル表がリンクされていた。 (5) Adlene Hicheur(アドレン・ヒシャー) alignmentのconvener。2004年12月17日にSCT alignment関係者でphone 会合をしメモがある(コピーもらった)。このメモが現状を殆ど語っている。 (A) 36000個の自由パラメーターの逆マトリックス法は (1)計算のために並列計算をMuge Unelが開発している、 (2) tracking efficiencyとalignmentのneedとの妥協点がどこかのstudyが 必要。これに関してRichard Hawkingsのnoteがある。 (3) いろいろなconstraints(beam, trackは1点から出る、J/ψ→2μ、Z→ 2μ)をどのように入れるかstudyしなければならない。 これに関してchi2の数式を書いた論文を作成中。 (4) code migrationをしてAthenaに組み込んで今年末のSR1の宇宙線テスト に使えるようにする。 これらのうち(2)を担当する人がない。(4)はAdlene自身が行っている。計算 する上でソレノイドが提供する磁場は非一様なので数値的にderivativeを 計算しなくてはならない(track parameterの+-deltaを入れて非一様の中をく ぐらせてhit位置の変化を見る)。 (B) 他方、iterative法は6x6のsmall matrixを使ってiterativeにalignするも ので、OxfordとMunichがは開発中で前者はヒストグラムを使い後者はlocal chi2を使って自動的に計算する。 (A)と(B)の2つの共存で進める。Giant chi2方法はアドレンがこれから packageを作るつもりでInnerDetector/InDetAlignment/SiAlignとなると 言ってたので多分こちらが本命のようだ。ValenciaとPargueからもアライメ ントグループに参加したいという希望が来ている。宇宙線テストはマリア ・コスタがcoordinateしている。 以上(文責:近藤) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー