Oxford大でのSCT Assembly見学とアライメントに関する会合メモ 日時: 2005.1.27 2-3pm at Oxford Physics Dept. 6階 参加者:Pawel Bruckman (Oxford大講師)、 Florian Heinemann (OxfordM1)・河野・ 高嶋・内藤・近藤によるOxford大見学 2005.1.26 午後:河野引率でassembly room見学(モジュール受け入れ検査、B5,B6検査中) 2005.1.27 午前:e-mailなど。高嶋がassembly room見学。Tony Weideburgがoptharness部を説明。FSI実験室を見学。 2005.1.28 午後:Pawel Bruckman、Florian Heinemannと会合 ---------------------------------------------------------------------- Date: Mon, 31 Jan 2005 17:18:07 +0900 (JST) From: "taka.kondo" To: atlas-j-sisoft@ml.post.kek.jp, atlas-j-silicon@ml.post.kek.jp Subject: [atlas-j-silicon:00395] memo of meeting with Pawel Bruckman on SCT alignment Oxford大でのアライメントに関する会合メモ 日時: 2005.1.27 2-3pm at Oxford Physics Dept. 6階 参加者:Pawel Bruckman (Oxford大講師)、 Florian Heinemann (OxfordM1)・河野・高嶋・内藤・近藤 ・アライメントに関してアトラスwideなcoodinationはまだない。muonは 独自でやっている。 ・IDのアライメントはSilicon(SCT+Pixel)とTRTの2つに分類され、 SiliconはOxfordとRALが、TRTはCopenhargenのPeter Hansen がやっている。しかしまだjoint workではない。 ・TRTはinternal (self consistent)にはやらずsiliconにベースして アライメントする。 ・SiliconはSCTとPixelを一つのシステムとして考える。 ・しかしpixelにFSIは載っていない。 ・RALのAdleneはIDアライメントのconvenorもやっている。 ・アライメント方法に2つの流れがある。 (1)グローバルχ-sqaure alignment法:ブルートフォースである。 linear expansionして30Kパラメータを一気に求める。計算時間がかかり メモリー必要で並列計算する。RALのAdleneは100%これを追求している。 もう一人(MugeUnel, 女性, Oxford)がやり始めた。プログラムは現在 stand aloneでntupleを介してデータをやり取りしている。今後この プログラムをAthenaに組み込む必要がある。 (2)Robust approach:構造の前知識を入れておいて、trackからの residual分布を求め、その分布からiterativeに計算する。barrel部分は これでPhD取ったダニエル・ヒンソンが作った。それをFlorianがdiskの 方までextendしている。Munichではこの方式だが違うやりかたでゼロ からでalignmentをはじめた。 ・どちらのアプローチも可能。いい比較になる。 ・自分(Pawel)はアライメントのプログラムを完成しなくてはと思ってい るが、FSIのinstallationに今忙しい。 以上の説明に関しての感想は、OxfordとRALでアライメントプログラム を作りつつあり、担当者もアサインされているようで、日本が手伝うない しは入り込むにはよほどの覚悟が必要と思った。彼らの作ったプログ ラムを使うことは可能かも知れないが。 以上(文責 近藤) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー