makeの手引き


(1) Makefileの内容
  name = bbbbb       # nameというマクロを定義する。$(name)として使用する。
  target:依存ファイル
  タブ    コマンド $(name) \  # コマンドの前に必ずタブば必要。

target:   コマンドによって作成されるファイル名。コマンドで作られない名前だけの時もある。
依存ファイル: ターゲット生成に必要なファイル。なければコマンドは必ず実行される。
依存ファイルがtargetより新しいときのみコマンドが実行される。
\    次行に継続する。
#    #から行末までコメントとして扱う。

(2) make
> make aaa               aaaというtargetを指定して実行する。
> make                   最初のtargetのみを指定して実行する。
> make -f Makefile-old   Makefile-oldを実行する。
> make -n                コマンド表示のみ行いコマンドは実行されない。

(3) 規則
*makeはコマンドを実行する毎に終了コードを調べ0でないと実行をそこで中止する。
*終了コードを無視したいときは、コマンド前にーをつける。例 -rm xx.f
*暗黙ルール(implicit rules)を記述するには、使用する拡張子リストを
   .SUFFIXES : .o .c   # .で始まるtargetはmakeに対する指令。
 としておく