2001-11-22 2001年11月21日の理事会委員会の結論 加盟国はCERN所長の提案を承認して、独立した国際外部レビュー委員会(ERC)を 設置した。この委員会の5から10名の科学面、財政面、政策面でのエキスパートが 理事会に報告をする。委員会の任務は、LHCの財源が逼迫している事実のもとでLHC 計画と他の科学プログラムをレビューすることである。委員会は3月に中間報告を出 した後、2002年6月の理事会に最終答申を出す。委員会の構成は12月理事会会合で 承認を受ける。国際熱核融合(ITER)の所長であるR. Aymar博士が委員会の委員長と して提案されている。加盟国の代表はこのレビュー委員会メンバーを提案することに なっている。 理事会委員会は内部のタスクフォースを設置するというCERN執行部の アクションを強く支持する。子のタスクフォースはCERN内の資源と構造をLHCのた めに最適化し焦点を合わせることを考える。それらのタスクフォースはERCと平行に 活動する。彼らによる解明はCERN執行部ならびにERCに重要な資料を提供すること になろう。 これらの決定はCERN執行部と加盟国がLHC計画でのコスト超過に対する対策戦略の 上で大きな進歩を示している。代表は解決に向かって実質的な行動がなされつつある ことに満足を表明した。